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堺IPC PRESS 2022.7 Vol.64
太陽パーツ株式会社
社員の成長が企業の成長へ取り組み姿勢やプロセスを評価
代表取締役/営業部次長城岡 正志/神田 孝
- 特許技術のダイカストシステムやワンストップでの部品供給が強み
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「メーカー機能と商社機能を併せ持つ技術集団」として多彩な加工技術を駆使し、教育機器分野やロボット分野、健康医療分野など幅広い分野で製品開発を行っている太陽パーツ。なかでも同社の強みとして特筆すべきは、特許技術である「ダイカストカセットシステム」です。カスタマイズされた小さな金型を土台となる共用金型に入れるため、金型費が従来の約半分で済む上に、小ロット多品種にも対応できます。また、部品供給については開発から設計、試作、量産、加工、組み立て、検査までワンストップで提供できる体制を確立していることも同社の大きな強みといえるでしょう。
同社は創業者の城岡陽志会長が、業務で果敢に挑戦した結果、大失敗に終わっても会社に教訓やノウハウを残したのなら表彰しようと設けた「大失敗賞」など、ユニークな評価制度がメディアにも取り上げられてきた企業です。改めて「ものづくり経営大学」を受講された理由を城岡正志社長にうかがいました。
「ものづくり経営大学がスタートしたのは、社長に就任した2020年のちょうど1年前で、その時は当社をどういう会社にしたいかまだ定まっておらず、『いい会社』とはどういうものなのか学びたいと思いました。以前から尊敬していた企業経営者の方々が講師を務められるということも受講を決めた理由です」。
営業担当との打合せ風景。専門知識を生かして最適な製造方法に導く提案力も強み。 - 大失敗しても目立たない業務でも従業員の頑張りを正当に評価
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「ものづくり経営大学」で非常に面白かったのは、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞企業を訪問したことだったと城岡社長。現場を見ると、どの会社もいかに働く人を大切にしているかが一目瞭然だったと語っています。
「どの企業も『社員ファースト』を謳っていたことが印象的です。正社員だけでなく、パートも含む全従業員を大切にした結果、従業員の皆さんが主体的に努力して成果を上げていました。当社では創業来、顧客第一を掲げており、それは今後も変わることはありませんが、『社員の幸せ』も大切に、やり甲斐を持ってもらうことが何より大事だと思いました」。
約30年前から半期に一度発表される「大失敗賞」は、かつて新規事業を立ち上げようとして失敗し多額の損失を出した社員に対し、前向きに挑戦した結果なのだから笑い飛ばして次に進もうと設けられたものだとか。最近でも注文が集中して忙しいさなか、得意先の納期を厳守するために協力会社に発注したところ不良品を出したケースで、「品質の確認を怠ったことは大失敗だが、納期を守ろうと努めたことを評価する」と「大失敗賞」が授与されています。こうした評価制度は、自分で考え行動する人材育成につながっているといえるでしょう。
また、目立たなくても仕事に取り組む姿勢を正当に評価したいと「縁の下の力持ち賞」や「はい喜んで大賞」なども設けています。2年前からは、入社3年目までの社員を対象とした「新人王」が新設されました。
新設された社員食堂は、オンライン時の会議室としても活用されている。 - 社員ファーストとともに業績を残すことが経営者の責任
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2020年に移転した新本社では、従業員のコミュニケーションが取りやすいように事務所をワンフロアにまとめたほか、更衣室を広くし、さらに女性社員が自分たちでレイアウトや調度品を考え選んだ社員食堂を新設しました。
また、子育てや介護をしながらも働き続けられるよう、勤務時間を短縮する「時短制度」や、1時間単位で有休が取得できる「時間制有休」を制度化しています。
「ものづくり経営大学」を一緒に受講した神田孝営業部次長は「『いい会社』にするためのこれまでの取り組みをアクションプランにまとめたり、また『日本でいちばん大切にしたい会社』大賞受賞企業を訪問したりしたなかで、改めて当社も『いい会社』だと再認識しました」と語っています。
従業員を「固定費」と見なす企業もまだまだ少なくないなか、社員ファーストを実行するためには「『人の成長が、企業の成長である』ということを信じることだ」と城岡社長。一方で、単なる「社員ファースト」ではいけないとも考えています。「訪問した企業は全社、業績も順調に伸ばしていました。そこには確固たるビジネスモデルや戦略、戦術があったのです。『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である』という二宮尊徳の言葉がありますが、会社が継続しなければ社員も困るわけですから、社員ファーストでありながら利益を生み出すビジネスモデルを作るのが経営者の責任なんだと思いました」と城岡社長。少子高齢社会で国内のものづくり企業が減少するなか、同社では少量多品種にも対応できる高品質な製品づくりのため、新たな生産拠点を大阪に設けるほか、関東圏での販路拡張のための足場を固めようと考えています。
コミュニケーションの取りやすさを考えてオフィスはワンフロアに。
右:城岡 正志 代表取締役 左:神田 孝 営業部次長
太陽パーツ株式会社
| 代表者名 | 城岡 正志 |
|---|---|
| 本社 | 堺市美原区小寺402-1 |
| TEL | 072-361-2111 |
| 設立 | 1980年創業 1983年設立 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 従業員数 | 210名 |
| 事業内容 | 機械部品・住宅設備商品の設計・製造・組立 |
| ホームページ | https://www.taiyoparts.co.jp/ |
| さかしる掲載ページ |
シャープ化学工業株式会社
残業を減らしながらも利益を確保できる企業へ
代表取締役社長村上 幹男
- 新社屋の立ち上げのタイミングで若手社員と「いい会社」づくりを
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建築現場で使われるシーリング材や防水材、接着剤を製造販売しているシャープ化学工業。昨今の多様なカラーリングのニーズに応え、業界最多の70色の調色に対応したシーリング材の特注生産のほか、一般消費者にも馴染みのあるDIY・補修材など、独自の開発力で幅広く製品を展開しています。
「いい会社」づくりについて、同社ではこれまでも村上幹男社長の「失敗してもいいから、何でもやってみろ」という方針で、さまざまなことへのチャレンジを許してきた風土があります。4年に1回開催される「世界接着剤・シーリング材会議」でのプレゼンターにも若手を積極的に起用し、社員の成長を促してきました。「ものづくり経営大学」にも、これからの現場を担う社員にこそ学んでほしいと2年目から若手社員を参加させています。
今回の受講を決めた永江弘武取締役工場長は、その理由を「ちょうど新社屋が立ち上がり、事業も拡張していこうというタイミングでの開講でした。生産現場が忙しくなるなかで、このままではうまく回らないのではないかという心配もあり、また、世間で言う『いい会社』とはどのような会社なのかという興味もあって受講を決めました」と話しています。
永江工場長が「日本でいちばん大切にしたいいい会社」を見学して驚いたのは、訪問した企業ではほとんど残業がないことだったと言います。すぐさま「いかに仕事量を減らすか」つまりは「生産効率の向上」が経営陣の課題となりました。
「事業を見直す良いきっかけになりましたね」と村上社長。「これまで利益は出ていないけれど、創業時からのお付き合いで製造し続けてきた製品などがありました。それらは、環境負荷が大きく、今となっては当社に特長のない製品となっていることから、昨今の環境意識の高まりも考慮し、製造を廃止する決断をしました」。
2022年に行われた「世界接着剤・シーリング材会議」のプレゼンにも若手社員を起用。 - 積極的に推進したDXもまた残業時間の低減に
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製造現場の機械化や自動化はもちろん、DX(デジタル・トランスフォーメーション)にも積極的に取り組んでいます。具体的には、クラウド型グループウエアサービスの導入で生産管理や納期管理などの情報の共有化、作業手順書などのペーパーレス化など、自分で考え判断できるだけの情報をすぐに取り出せるようシステムを整備したことで、業務のスピードアップが図られたとか。これもまた、残業時間の低減につながっています。
一方、組織づくりでは、かねてから特定の社員に仕事が集中することが課題になっていました。その人にしかできない仕事があることは会社としてもリスクであり、バックアップ体制を確立するために整備したのが新たな評価制度です。
「職務のマトリックスのようなものを作成し、どの業務にどのような作業があるかを洗い出しました。そして、それぞれの作業のできる、できないを各自で明確にし、半期ごとに自分で目標を立てて、個人面談でどれだけ達成できたかの評価を行っています」と永江工場長。もちろん、評価するばかりではなく、達成するための教育にも注力すべく、現場の補助に外部人材を活用し教育時間を確保しています。
ユニークなのは、5日連続の有給休暇の取得で土日を含む連続9日間の休暇を奨励する「計画休暇制度」です。社員のモチベーションアップが一番の目的ですが、これによって、業務の調整のための社員間のコミュニケーションが活発になるのと、特定の人しかできない領域がなくなるといった効果も得られています。
各自が持つタブレットで現在の生産数の確認や製造日報などの情報共有を行っている。 - 社員が自分で考え行動できる「いい会社」の組織づくりへ
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最近は、社員一人ひとりのテリトリーを広げてもらおうと、組織の枠も外し始めたと村上社長。それによって、例えば、海外事業部は英語の話せる人間しかできないから、自分には無理という概念を取り払ってもらいたいと考えています。
そして、今春から新たにスタートさせたのがチーム制です。ホームセンターや産業用といった市場分野別に大きく4つのチームに分け、それぞれに開発担当、製造担当、営業担当の社員を振り分けています。
「チームに分けることで全員に当事者意識を持ってもらうことが狙いです。チームで情報を共有するため、これまでは営業から伝えられた得意先の要望のままに製品を開発・製造していましたが、製造部門からコストや時間が低減できる製法などが提案されるようになればと考えています」と永江工場長。そうして改善しようと行動したことは、成功すれば「提案賞」や「やったで賞」などで表彰され、失敗してもチャレンジ精神を失って欲しくないと「お笑い失敗大賞」が授与されるそうです。
最後に「いい会社」づくりに取り組む意義について村上社長は、「アメリカで開催された国際学会のオープニングセッションで、世界のトップメーカーのCEOが人材育成の重要性を説いていました。IT産業などに人材が流れがちで、化学産業における人材不足は世界が共通して抱いている危機感です。だからこそ、この業界を選んでくれた人材を大切に育てるべく『いい会社』であることが重要なんです」と語っています。
受注案件の生産管理や納期管理はもとより、社員のスケジュールも一元化されており、誰もがいつでも見ることができる。
左:村上 幹男 代表取締役社長 右:永江 弘武 取締役工場長
シャープ化学工業株式会社
| 代表者名 | 村上 幹男 |
|---|---|
| 本社 | 堺市西区築港浜寺西町12-1 |
| TEL | 072-268-0321 |
| 設立 | 1960年創業 1965年設立 |
| 資本金 | 9,200万円 |
| 従業員数 | 67名 |
| 事業内容 | シーリング材・接着剤・防水剤の製造販売、工事関連商品の仕入販売、輸出入 |
| ホームページ | https://www.sharpchem.co.jp/ |
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有限会社関西貿易
従業員の心身の健康が優れたものづくりに不可欠
代表取締役森 勲
- 「社員の幸せを願う」ことを経営方針の第一に掲げて
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農業機械や自動車などの幅広い分野で、産業機械の設計から製作、さらには据付、メンテナンスまでの一貫したものづくりで強みを発揮する関西貿易。経営理念に大きく掲げているのは「すべてが幸せになるための会社づくり」です。そして、それに基づく経営方針の第一とするのは、「社員の幸せを願う誠実な企業」で、そこには森勲社長の「ものづくりは人づくり」という考えがありました。
「ものづくり大国と言われた日本ですが、今では先進国の中でも遅れを取っていると思っています。しかし、堺市内にも優れた技術を持つ企業がまだまだたくさんあり、そうした会社と一緒に、もう一度ものづくり大国・日本を復権させたい。そのために大切なのは、そこで働く人たちの心身の健康だと考えています」。
実際、具体的な取り組みが評価され、「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、「健康経営優良法人2022」に認定されています。
森社長が従業員を大切にする経営を始めたきっかけは、創業してまもなくから参加した経営者の勉強会でした。「業績も安定している良い企業の経営者に共通していたのは、従業員を大切にしていることでした。そこに感化されたのです」。
若い世代が無理なく仕事を覚えられるよう、現場での作業にPDCA(計画→実行→評価→改善)を導入したり、技術の習得レベルをオープンに評価する社内検定制度を設けたりするなど、これまでも従業員が安心して働ける環境づくりに注力してきました。
外国人材が多く活躍する同社では、近くベトナムに現地法人を設立する計画だ。 - 日本のいい企業を訪問して、経営理念の重要性を再認識
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森社長が堺市産業振興センターの「ものづくり経営大学」の受講を決めた一番の理由は、講師の一人が『日本でいちばん大切にしたい会社』などの著書で知られる坂本光司氏だったからでした。
「坂本先生の著書は何冊も読んでおり、直にお話をうかがえるというので、すぐに受講を決めました。そして、『日本でいちばん大切にしたい会社』大賞の受賞企業を訪問できたのは、大変勉強になりましたね。現場の雰囲気や、そこで働く従業員の方々の言動、姿を実際に見て、本当に従業員を大切にされていることがよくわかり、経営者の理念は現場に色濃く反映されるものなんだということを改めて実感しました」。
森社長とともにものづくり経営大学を受講した阿波彰太取締役部長もまた、経営理念は毎日の唱和など日々の積み重ねで少しずつ浸透させることで、ようやく企業の風土になることに気づかされたとか。さらに、こうして外に出て他の会社を見学することの重要性も再認識したと話しています。
「当社が参加している大阪ものづくり研究会(OPS)でも、参加企業が互いに現場を訪問し、改善すべき点を指摘し合ったり、改善内容を発表し合ったりという活動を行っていますが、『日本でいちばん大切にしたい会社』を訪問したことで、自社の現場では慣れて見落としがちなことに気づかされたり、刺激をもらったりできる意義を改めて実感しました」。
さまざまな業界の製造現場で効率化や省人化に貢献する生産設備の製作に設計から携わっている。 - 将来的には障がい者の雇用も誰もが働きやすい会社を目指して
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関西貿易では、朝礼や3S、IT、社内イベントなどの各テーマについて、従業員が主体的に取り組む委員会活動を行っており、阿波取締役部長の言うOPSの活動もその一つ。この頃では、見学者へのホスピタリティも高まって、ウエルカムボードを作ったり、メモを取りやすいようにボールペンをセットしたバインダーを用意したりといったことを、社員が自分たちで工夫しているそうです。
「ものづくりは、もはやサービス業です。使う人の身になって考えることが大切で、当社では笑顔で、相手の目を見て話を聞いたり話したりするように日頃からコミュニケーション力の向上に努めています。お得意先の要望を聞き出そうと思うと、高いレベルでコミュニケーションできる技量が求められますから」と森社長。こうした取り組みが、得意先の満足度が高い同社のものづくりにつながっているようです。
外国人材を積極的に活用し、今後は女性従業員の比率も高めていきたいと森社長。「工場内が美しく女性が多く活躍しているヨーロッパの自動車メーカーなどの企業は、やはり良い製品を作っています」。
そして将来、新たに取り組んでいきたいのは障がい者の雇用だそうです。「それができれば、誰にとっても働きやすい会社だということですから」。
社内の風通しを良くするために導入した社内コミュニケーションツール「SONR」を活用し、社員の予定などの情報を全社で共有しているほか、社員旅行やバーベキュー大会、フットサル大会、目標達成祝賀会といったさまざまな社内イベントを通じて、社員同士の交流も図っています。
「『いい会社づくり』は一朝一夕にできることではありませんが、まずは、強い”思い”を持つことからですよね。それがなければ、何も始まりません。『日本でいちばん大切にしたい会社』とは、その会社の力が最大限に生かされていることであり、大きな強みだと思います。当社ではこれからも、そうした経営を目指していきます」と力強く語っていました。
CADを使って製品の設計を行う女性社員たち。
左:森 勲 代表取締役 右:阿波 彰太 取締役部長
有限会社関西貿易
| 代表者名 | 森 勲 |
|---|---|
| 本社 | 堺市中区土塔町2158-1 |
| TEL | 072-230-3987 |
| 設立 | 1996年設立 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員数 | 21名 |
| 事業内容 | 産業機器の設計・製作、金属・鋼材・表面・熱処理などの各種加工、試作品設計・製作など |
| ホームページ | https://kansaitrading.co.jp/ |
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インパクト大阪
代表萩原 ウェルソン光明
日本人の祖父を持つ萩原ウェルソン光明代表が1994年に来日。ブラジル人のコミュニティのあった堺市で、ブラジリアン柔術の同好会を作ったのをきっかけに、2014年にインパクト大阪を設立。レベル別の大人向けプログラムのほか、キッズクラスも設けている。
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ブラジリアン柔術の「柔術」とは、もともと日本古来の武術で、私たちに馴染み深い柔道もこの柔術から生まれたものです。
ブラジリアン柔術は、一人の日本人によってブラジルに伝えられた柔術が独自のスタイルを確立したもので、寝技を主体とする格闘技です。多彩な技を組み合わせて闘うことから「身体を使ったチェス」とも称され、「それがブラジリアン柔術の魅力」とインパクト大阪の萩原ウェルソン光明代表は語っています。
格闘技といいながら寝技の攻防中心のため、ケガの危険性が低く、筋力アップやダイエット、アンチエイジングといった効果も期待できることから、今では性別を問わず幅広い世代の人が入会しており、多い時で150人ほどの会員を抱えるまでに教室も成長しています。現在、萩原代表とともに指導に当たっている萩原ハファエルさんは、父の影響で10歳から柔術を始めたといい、ゆくゆくインパクト大阪の経営を承継する予定です。
「教室の運営を担っていた方が2年前に独立してから、生徒さんの管理やPRを手伝うようになったことで、教室の経営ということを意識するようになりました。承継はまだ先の話で実感はありませんが、父がこの教室でブラジリアン柔術やこの教室に通う楽しさを伝えてきた今のスタイルは変えることなく継承したいと思っています。一方で、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で大きな影響を受けました。安定した事業運営という面で、他の事業とのコラボレーションも模索していきたい」と抱負を語っています。
左:萩原 ハファエルさん 右:萩原 ウィルソン光明代表
インパクト大阪
| 代表者名 | 萩原 ウェルソン光明 |
|---|---|
| 本社 | 堺市堺区中安井町3-4-25 |
| TEL | 090-9167-1998 |
| 設立 | 2014年設立 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員数 | 3名 |
| 事業内容 | ブラジリアン柔術の指導 |
| ホームページ | https://kansaitrading.co.jp/ |
| さかしる掲載ページ |
SAKAIもの新発見
株式会社阪南ビジネスマシン
かゆいところに手が届く システムの提案を
昔懐かしい木造校舎の教室のような「一年一組 静塾」と名付けられた一室で、モニターの画面を見つめているのは、阪南ビジネスマシンのシステムエンジニアたちです。顧客の業種・業態・業務内容などに応じて、パッケージソフトをカスタマイズしたり、
あるいはゼロからオリジナルでシステムを構築する「スクラッチ開発」を行ったりしています。同社の強みは、顧客へのヒアリングから開発、設計、納期管理、さらに運用後のフォローまでを一人のエンジニアで完結させている点で、これにより問合せなどへのレスポンスが非常に早いことや、「かゆいところに手が届く」きめ細かい対応に顧客から高い評価が寄せられています。同社がこの事業を立ち上げたのは数年前。それまでは、こうしたニーズに外部の協力を得て応えてきましたが、より顧客満足度を高めようと自社で企画・開発することになったとか。当初は新しく採用したベテランのシステムエンジニアのもとシステム開発の知見を深め、さらに自社で使用するシステムの試作などを重ねることで経験値を高めたといいます。今ではコストの低減や納期の短縮などにつながる提案も含めて、同社が掲げるトータルソリューションの一翼を担っています。
官公庁や文教市場などへ複写機や印刷機の販売・保守を行う事業で、1971 年に創業。その頃からの「常にお客様の期待を超えていますか」の事業精神で、現在は特定のメーカーにとらわれないマルチベンダーとして顧客にとって最適なIT 機器の販売から、
システムやネットワーク環境の構築、セキュリティの企画・設計、さらにはメンテナンスまでのサービスをワンストップで提供するIT ソリューション企業として強みを発揮しています。
顧客の業務内容を熟知した営業担当が技術的なサポートまでも含めたコンサルティングを行っており、以前には未知のウイルスに感染された得意先で3日3晩休まずに対策を施したこともあったとか。今後はデスクワークの業務を自動化するソフトウエアロボットに注力するほか、
営業エリアを近畿一円に拡大する計画です。
新しいコンセプトのデザイン&プリント ショップ「夢咲き事業部」。
自社が販売したものは自社でメンテナン スする。そのこだわりは創業当時から。
上野社長
| 代表者名 | 上野 晋作 |
|---|---|
| 本社 | 堺市中区深井北町3275 |
| TEL | 072-277-0855 |
| 設立 | 1971年設立 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 従業員数 | 120名 |
| 事業内容 | オフィス機器 の販売・リース・メンテナ ンス、ネットワーク環境の構築・保守、ソフト ウエア・システムの構築、デザイン印刷、Web サイト作成、オフィス用品WEB通販 など |